ジョリパットの外壁塗装は難しい?失敗しないためのポイントと劣化サインを徹底解説

ジョリパットの外壁塗装で押さえておきたいポイントとは?劣化サインから業者選びまで解説 (3)

ジョリパットは意匠性の高い凹凸模様が魅力の外壁材で、多くの住宅で採用されています。
しかし一般的なサイディングや塗り壁と比べて塗装方法に独特の注意点があり、施工を誤ると模様がつぶれたり、ひび割れが再発したりすることがあります。

この記事では、ジョリパットの特徴を踏まえたうえで、塗り替えのタイミングや施工時に確認しておきたいポイントを詳しく解説します。

目次

ジョリパットとはどのような外壁材か

ジョリパットの外壁塗装で押さえておきたいポイントとは?劣化サインから業者選びまで解説

ジョリパットはアイカ工業が製造する吹き付けタイプの意匠性塗り壁材です。
骨材を混ぜたモルタル状の material を専用のガンで吹き付け、パターンローラーやコテで模様をつける工法が一般的で、スタッコ調・砂壁調・リシン調など多彩な表情を作り出せます。
この立体的な模様こそがジョリパットの魅力ですが、同時に塗装時の塗料の使い方によって仕上がりが大きく変わる要因にもなっています。

ジョリパットの劣化サイン

ジョリパットの外壁塗装で押さえておきたいポイントとは?劣化サインから業者選びまで解説 (2)

外壁の状態を定期的に確認することで、適切なタイミングで塗り替えを検討できます。
以下のようなサインが見られたら、点検や見積もりを依頼しましょう。

チョーキング現象

外壁を手で触ると白い粉が付着する現象です。
塗膜の防水性能が落ちているサインで、放置すると雨水が下地に浸透しやすくなります。

ひび割れ(クラック)

ジョリパットは凹凸模様の谷部分にひびが入りやすく、髪の毛のような細いヘアークラックから、構造的な動きによる深いクラックまでさまざまです。
ひびの幅や深さによって補修方法が変わるため、専門業者による診断が必要です。

苔・カビ・藻の発生

北面や日当たりの悪い場所では苔やカビが発生しやすく、見た目の劣化だけでなく防水性の低下も示しています。

模様のつぶれ・剥がれ

過去の塗り替えで不適切な塗料や工法を使うと、せっかくの凹凸模様が塗料で埋まってしまうことがあります。
ジョリパット特有のテクスチャーを維持したい場合は、この点に特に注意が必要です。

上記の症状が発生している際は、できるだけ早めに業者に点検を依頼しましょう。
ハッキリとした症状が見られない場合でも、高い場所や分かりにくい症状が発生している場合があるため、10年に1度を目安に業者にご相談されることをおすすめします。

ジョリパット塗装で注意したい4つのポイント

ジョリパット塗装で注意したい5つのポイント

ジョリパットの外壁塗装について業者と打ち合わせを行う際、以下の内容を確認しましょう。

下地処理を丁寧に行う

塗装の仕上がりと耐久性は下地処理の質に左右されます。
特にジョリパットは高圧洗浄の強力な水圧に弱く、模様の凹凸が剥がれ落ちてしまうケースが少なくありません。
そのため、ずっと水圧をマックスの状態で洗浄するようなことなく、汚れやコケなどの状態によって適切な水圧での洗浄が求められます。

模様を潰さない塗料選びと工法

ジョリパットの凹凸模様を活かすには、塗料の粘度や塗布量、使用する道具の選定に工夫が求められます。
ローラー塗装では凸部にだけ塗料が乗りやすく谷部分が塗り残されることがあるため、吹き付けやコテ塗りなど模様に適した工法を選べる業者を選定することが望ましいです。
見積もり時に「模様をどう保護するか」を具体的に確認しておくと安心です。

弾性塗料・伸縮性塗料の使用は避ける

ひび割れ対策として弾性塗料(伸縮性塗料)を検討する業者もいますが、ジョリパットへの使用はおすすめできません。
ジョリパットはもともと厚みのある骨材入りの仕上げ材であり、塗膜そのものにある程度の可とう性を持たせた構造になっています。
そこへさらに伸縮性の高い弾性塗料を重ねると、下地とのバランスが崩れ、塗膜内部に水分や湿気がこもりやすくなります。
その結果、膨れや浮き、剥離といった不具合が通常の塗料よりも起こりやすくなる傾向があります。
また、弾性塗料は塗膜が厚くなりやすく、ジョリパット特有の凹凸模様を埋めてしまい、意匠性が損なわれる原因にもなります。

見積もり時に弾性塗料を提案された場合は、なぜその塗料を選ぶのかを業者に確認し、必要であれば別の工法を相談することをおすすめします。

既存の模様パターンとの相性を確認する

改修時に異なる工法や塗料を使うと、部分補修箇所と既存部分で質感や色味に差が出ることがあります。
特に一部だけ塗り替える場合や、増改築で継ぎ足した壁面がある場合は、既存パターンとの調和を意識した施工計画が必要です。

よくある質問

ジョリパットは自分でDIY塗装できますか?

不可能ではありませんが、ジョリパットの塗装は他の外壁材よりも特に専門的な知識が必要とされるため、失敗する可能性は高いです。模様を潰さずに塗るには専用の道具や経験が求められるため、仕上がりの美観や耐久性を考えると専門業者への依頼が無難です。

塗り替えのタイミングを逃すとどうなりますか?

チョーキングやひび割れを放置すると、雨水が下地に浸透し、モルタルの浮きや剥離、内部への雨漏りへとつながる可能性があります。早めの点検と対応が、結果的に補修費用を抑えることにもつながります。

見積もりを取ったけど説明に納得いかなかったらどうすればいいですか?

外壁塗装は2社以上から見積もりを取る「相見積もり」をする方が非常に多いです。1社からの見積もりで納得いかない場合やいろいろな業者から意見を聞きたい場合、費用や対応の比較検討をされたい場合は相見積もりをおすすめします。

まとめ

ジョリパットの外壁塗装は、凹凸模様を活かすための工法選びや、下地処理の丁寧さが仕上がりを左右します。
チョーキングやひび割れといった劣化サインを見逃さず、早めに専門業者へ相談することで、外壁の美観と防水性能を長く保つことができます。
業者選びの際は提案内容をしっかり確認し、納得できる形で塗り替えを進めていきましょう。

当社、(株)ITSはジョリパットを含め、塗装工事の実績が豊富にございます。
相見積もりも大歓迎ですので、まずはお気軽にご相談ください。

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