神奈川県三浦市・現場調査⑤ケラバ、破風の点検|色あせ、シーリングの劣化


引き続き、神奈川県三浦市にて行った屋根塗装・外壁塗装の調査の様子をお伝えします!
前回の現場レポート⇒「神奈川県三浦市・現場調査④軒天は塗装の剥がれ、サビが見られました」は、こちらのページです。


今回はケラバと破風の点検の様子をお伝えします。
写真の手で触っている部分はケラバ板金と言い、切妻屋根や片流れ屋根の先端に設置されています。
この部分は雨漏りの原因になりやすいため、触りながら状態をよく確認しました。
色あせ、釘の浮きが起こっていたため、釘の打ち直しとサビ止めの塗布と、紫外線や雨水から板金を守る上塗り塗料の塗装を提案させていただきました。


ケラバの下の部分は破風板と言います。
屋根の妻側に取り付けられている板を呼び、雨風が屋根の内部に入るのを防いでいます。
継ぎ目にはシーリングが施されていますが、写真のように亀裂が入っていて雨風の浸入が心配な状態でした。


こちらも屋根の内部に雨風が入り込むのを防いでいて、軒樋の下地になっている部材です。
業者によってはこの部分を破風や鼻隠しと言います。
鼻隠しも継ぎ目に大きな亀裂が入っていました。
これが原因で部材が反ったり、雨漏りが起こったりするので、シーリングの打ち替えを提案しました。
また、部材自体が色あせて防水性が低下していたので塗装も必要であることをご案内しました。