神奈川県三浦市・現場調査④軒天は塗装の剥がれ、サビが見られました


引き続き、神奈川県三浦市にて行った屋根塗装・外壁塗装の調査の様子をお伝えします!
前回の現場レポート⇒「神奈川県三浦市・現場調査③棟板金の釘の浮き、シーリングの劣化」は、こちらのページです。


ベランダや屋根の裏側は軒天、軒裏天、軒天井などと呼ばれる場所です。
ここは直射日光は当たりませんが、地面からの照り返しによって劣化が進行します。
また、日光が当たりにくい分、湿気がこもりやすいのでカビがはえやすい部分でもあります。


拝見すると塗膜が剥がれ、カビも繁殖していました。
塗膜が剥がれているということは、軒天を保護する機能を失っている状態です。
劣化スピードは早く、やがて軒天材に穴が空いたり剥がれたりする恐れがあります。
軒天材が破損すると雨漏りや、害虫・害獣が入り込むリスクが高くなり、工事も大がかりになってしまいます。


軒天に設置されている換気口は塗膜が剥がれ、サビが発生していました。
サビは少しでも発生すると、どんどん広がってしまい、最終的には交換しなければなりません。
今回はまだ塗装で保護し直すことが可能な状態だったため、発生しているサビは削って整え、サビ止めを塗布することをご案内しました。