塀の塗装費用の相場はいくら?相場や塗り替え時期、工事のポイントを解説

塀の塗装費用はいくら?相場や塗り替え時期、工事のポイントを解説 (6)

外壁塗装に比べて後回しにされがちな「塀」ですが、劣化を放置すると美観だけでなく耐久性にも影響します。
とは言え、塀の塗装費用がいくらかかるのか、いつ塗り替えるべきなのか、具体的にイメージできなければ業者に相談するのもためらってしまうのではないでしょうか。

この記事では、塀塗装の相場費用、費用が変動する要因、塗り替えのサイン、そして工事を依頼する際に押さえておきたいポイントをまとめて解説します。

目次

塗り替え時期の見極め方

塀の塗装費用はいくら?相場や塗り替え時期、工事のポイントを解説 (1)

まずは、そもそも塗り替え時期かどうか確認するためのチェックポイントをご紹介します。

5~10年塗り替えていない

一般的に、塀の塗装は使用している塗料にもよりますが、5年〜10年を目安に塗り替えを検討するとよいとされています。
新築から、または前回の塗装から何年経過しているかを確認してみましょう。
長期間経過している場合は、ここで紹介するような劣化症状が見えなくても、業者に調査を依頼されることをおすすめします。

チョーキング現象

塀の表面を手で触れたときに、白い粉のようなものが付着する現象を「チョーキング」と呼びます。
これは塗膜の防水性能が低下しているサインで、放置すると雨水が塀の内部に浸透し、ひび割れや剥落につながる恐れがあります。

ひび割れ・剥離

塗膜表面に細かいひび割れが見られたり、塗装が部分的に剥がれている箇所がある場合は、塗り替えを検討する時期に来ていると考えられます。
特にブロック塀では、目地部分のひび割れが構造的な劣化のサインになっていることもあるため、よく確認してみましょう。

色あせ・カビ・コケの発生

紫外線による色あせが目立つようになり、日当たりの悪い面にカビやコケが繁殖している場合も、塀を守る塗膜の劣化が進んでいる証拠です。
見た目の印象を損なうだけでなく、素材自体の劣化を早める要因にもなります。

塀塗装の費用相場

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続いて、塀の種類ごとに費用相場の目安をご紹介します。

ブロック塀の塗装費用

ブロック塀は日本の住宅で最も多く使われる塀の種類です。
塗装費用の目安は1平方メートルあたり2,000円〜4,000円程度で、一般的な住宅の塀(延長20メートル、高さ1.2メートル程度)であれば、総額で10万円〜25万円ほどが相場です。
ブロック塀は表面がざらついているため下地処理に手間がかかりやすく、状態によっては費用が上振れすることもあります。

コンクリート塀・万年塀の塗装費用

コンクリート製の万年塀は、ブロック塀よりも平滑な面が多く、施工効率がよいぶん単価はやや抑えられる傾向にあります。
相場は1平方メートルあたり1,800円〜3,500円程度です。
ただし経年によるひび割れ(クラック)が発生しやすいため、補修費用が加算されるケースが少なくありません。

木製フェンス・ウッドフェンスの塗装費用

木製フェンスは塗料の種類によって費用差が大きく、1平方メートルあたり1,500円〜3,000円程度が目安です。
木材は経年で腐食しやすいため、防腐・防虫効果のある塗料を選ぶと初期費用はやや高くなりますが、結果的にメンテナンス頻度を減らすことができますので、長く使うならグレードの高い塗料がおすすめです。

金属製フェンス・アルミ・スチール塀の塗装費用

金属製の塀は錆止め処理が欠かせない工程となるため、1平方メートルあたり2,500円〜4,500円程度になることが多く、他の素材に比べてやや高めです。
特に鉄製フェンスは錆の進行具合によって下地処理の工数が変わり、見積もり額に差が出やすくなります。

塀塗装の費用が高くなる状況とは

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塗料のグレードが高い

塀塗装に使われる塗料は、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系とグレードが高くなり、高いほど費用も上がります。
アクリル塗料は安価ですが耐用年数は5年前後、シリコン塗料は8〜12年、フッ素塗料は12〜15年程度が目安です。
初期費用と塗り替えサイクルのバランスを考えて選ぶことが、塀塗装のトータルコストを左右します。

塀の劣化状況

ひび割れ、剥離、カビ・コケの繁殖が進んでいる塀は、下地補修に追加費用がかかります。
例えば、ブロック塀の目地に劣化が見られる場合は、目地の打ち直しやシーリング処理が必要になり、その分費用が加算されます。

施工面積と形状

塀の長さや高さはもちろん、角の多さや装飾の有無によっても作業効率が変わります。
直線的でシンプルな形状の塀は施工がしやすく、単価が抑えられる一方、複雑な形状や装飾ブロックが使われている塀は手間が増え、費用も上がる傾向があります。

業者ごとの差

同じ条件でも業者によって見積もり額に差が出ます。
取り扱っている塗料や保証内容によって価格設定が異なるため、複数社から見積もりを取り、内容を比較する方が多いです。

塀塗装工事を依頼する際に確認したいポイント

塀塗装を依頼する際は、契約前に次のような点を業者に確認しておくと、施工後のトラブルを防ぎやすくなります。

  • 下地処理(高圧洗浄・ひび割れ補修・下塗り)の内容が見積もりに詳しく記載されているか
  • 使用する塗料のメーカーと種類、耐用年数は納得のいくものか
  • 施工後の保証期間と、保証の対象となる不具合の範囲
  • 近隣への説明や養生の対応を業者側で行ってくれるか
  • 工事期間の目安と、天候による延期時の対応

これらをあらかじめ確認しておくことで、追加費用の発生や仕上がりのイメージ違いといったトラブルを避けやすくなります。

まとめ

チョーキングやひび割れ、色あせといったサインが見られたら、塗り替えのタイミングを検討する時期です。
塀の塗装費用は素材や塗料のグレード、劣化状況によって幅があり、ブロック塀であれば10万円〜25万円程度が目安になります。
工事を依頼する際は、下地処理の内容や塗料の選定理由、保証内容まで確認し、複数社の見積もりを比較したうえで判断することをおすすめします。

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