横須賀市外壁塗装・漆喰工事⑨ベランダのFRP防水トップコート塗り替え工事


引き続き、神奈川県横須賀市にて行った外壁塗装・漆喰工事の様子をお届けします。
前回の現場レポートはこちら→横須賀市外壁塗装・漆喰工事⑧雨樋・木部塗装!セラMレタン&キシラデコール
今回はベランダのFRP防水トップコート塗り替え工事の様子です。
「ベランダ床の劣化が心配」「トップコートがひび割れてきた」とお悩みの方は、ぜひ参考になさってください。
施工前の状態確認


ベランダやバルコニーの防水工事には、いくつかの種類があり、こちらの防水層はFRPという種類でした。
FRP防水は、ガラス繊維強化プラスチックを使用した防水工法で、硬くて丈夫・軽量・耐久性が高いという特徴があります。
ただし、どんなに優れた防水層でも、表面を守るトップコートは紫外線や雨風によって年々劣化していきます。
こちらのお住まいのトップコートも、紫外線や歩行などによって摩耗していました。
一般的な目安として、トップコートは約5年ごとに塗り替えが必要です。
トップコートが劣化してひび割れや色あせが起きると、下地のFRP防水層まで紫外線や雨水が浸入し、防水機能が低下してしまいます。
下地処理(ケレン、清掃、アセトン拭き)


塗り替え工事で最も大切なのが下地処理です。
どんなに高品質な材料を使用しても、汚れや剥がれかかった塗膜がそのままで材料を塗っても密着せず、剥がれの原因となります。
今回は汚れや古いトップコートを削り、業務用バキューム(掃除機)を使って、ベランダ全体の埃・砂・剥がれた旧塗膜の破片を徹底的に吸い取りました。
特に立ち上がり部分(壁との取り合い箇所)や排水溝まわりは汚れが溜まりやすいため、細いノズルを使って丁寧に吸引しています。


下地清掃が完了したら、次はアセトン拭きという重要な工程です。
アセトンは強力な脱脂・洗浄効果を持つ有機溶剤で、FRP防水の表面に残った油分・ワックス分・シリコン成分などを溶かして除去します。
これらの成分が残ったまま塗料を塗布すると、塗膜の密着不良・剥がれ・ふくれの原因になります。
アセトンをウエスに含ませ、ベランダ床面全体をまんべんなく拭き取っていきます。
この工程はFRP防水のトップコート塗り替えにおいて欠かせない下地処理であり、施工品質を左右する最重要ポイントのひとつです。
アセトンは揮発性・引火性が高いため、換気を十分に確保しながら丁寧に作業を進めました。
トップコート塗布(下塗り・1回目・2回目)


アセトン拭きを終えた後、下塗り材であるプライマーを塗布し、床面へのトップコートの密着性を高めました。
1回目の塗布では、まず床面全体にトップコートを塗り広げます。
ローラーが届きにくい隅や立ち上がり部分は、小型ローラーや刷毛で先に塗り(「ダメ込み」と呼ばれる作業)、その後広い面積をローラーで仕上げます。


十分な乾燥時間をおいたのち、2回目のトップコートを塗布しました。
2回塗りにすることで、塗膜厚が均一になり、耐久性・防水性・見た目の美しさがぐっと向上します。
仕上がりの色ムラなどがないよう、丁寧に確認しながら施工を進めました。
全工程が完了したベランダの床面は、グレーのトップコートが均一に美しく仕上がりました。
保護性能はもちろん、見た目もすっきりと新しくなっています。
施工後は塗膜の浮きや色ムラ・塗り残しがないかをしっかり確認し、施主様に仕上がりをご確認いただいて工事完了となりました。
トップコートは5年に1度、防水層は10年に1度がメンテナンスの目安時期です。
年数に限らず、汚れが著しい場合やひび割れが目立つ場合は業者に相談されることをおすすめします。
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