外壁塗装の耐用年数はどのくらい?おすすめ順に塗料の種類を解説します!


外壁塗装は建物を長期間保護し、美観を保つために欠かせないメンテナンスです。
しかし、「塗装をして、どのくらいの期間持つのか?」「どの塗料を選べばいいのか?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。
この記事では、塗料別のの耐用年数の目安と、コストパフォーマンスや耐久性に基づくおすすめの塗料をランキング形式で詳しく解説します。
外壁塗装をご検討中の方は、ぜひご参考になさってください。
外壁塗装の耐用年数はどのくらい?変動する要因は?


外壁塗装の耐用年数とは、塗装を行ってから次の塗り替えが必要になるまでの期間を指します。
一般的に外壁塗装の耐用年数は約10~20年が目安とされていますが、以下の要因によって大きく変動します
新築の場合は最初の塗装が20年以上持つケースもありますが、一般的には10~15年ごとに塗り替えが必要です。
耐用年数を超えた塗膜にはチョーキング現象(塗膜の粉化)、ひび割れ、カビ・コケの発生などの劣化症状が現れ、建物の保護機能が低下します。
これらの症状を放置すると雨漏りや構造体の腐食、シロアリ被害などの深刻な問題につながるため、約10年に1度を目安に塗装業者に点検を依頼されることをおすすめします。
おすすめ塗料ランキングTOP5!あなたにぴったりの塗料は?


ここでは耐用年数、価格、機能性から、住宅向けにおすすめの塗料をランキング形式で紹介します。
選び方のポイントも併せて解説しますので、ご希望に合う塗料を探してみてください。
1位:コスパ抜群のシリコン塗料
耐用年数 | 約10~15年 |
単価 | 約2,300~3,000円/㎡ |
おすすめポイント | ・現在、外壁塗装の約70%で使用される主流の塗料。 ・耐候性、防カビ性・防藻性に優れ、コストと耐久性のバランスが良い。 ・実績のある製品が多い。 |
こんな方に最適 | ・コストパフォーマンスを重視したい方。 ・約10~15年ごとにメンテナンスを計画している方。 |
選び方のポイント | シリコン塗料は含有率によって耐久性が異なるため、シリコン成分が50%以上の製品を選ぶと良いでしょう。安価なシリコン塗料は耐用年数が短い場合があります。 |
↓当社のシリコン塗料での施工事例はコチラ



2位:耐久性重視ならフッ素塗料
耐用年数 | 約15~20年 |
単価 | 約3,800~4,800円/㎡ |
おすすめポイント | ・高い耐候性と耐久性でビルやマンション、公共施設などで広く採用されている。 ・東京スカイツリーやレインボーブリッジにも使用される信頼性。 |
こんな方に最適 | ・メンテナンス頻度を減らしたい方。 ・長期的なコスト削減をお考えの方。 |
選び方のポイント | 高価格だが耐用年数が長いため、塗り替え回数を減らしたい場合に最適。予算に余裕があるならご検討を。 |
↓当社のフッ素塗料での施工事例はコチラ



3位:最先端技術!ラジカル塗料
耐用年数 | 約12~15年 |
単価 | 約2,500~3,000円/㎡ |
おすすめポイント | ・2012年に登場した新世代塗料で、塗膜劣化の原因となる「ラジカル」を抑制。 ・シリコン塗料と同等の価格で、より高い耐候性を実現。 |
こんな方に最適 | ・最新技術の塗料を試したい方。 ・シリコン塗料より少し長持ちする塗料を求める方。 |
選び方のポイント | ラジカル制御塗料は実績がシリコン塗料より少ないため、信頼できる大手塗料メーカーの製品がおすすめ。 |
4位:最高級を選ぶなら無機塗料
耐用年数 | 約20~25年 |
単価 | 約4,500~5,500円/㎡ |
おすすめポイント | ・無機成分(ガラスや鉱石など)を配合しているため、紫外線や風雨に極めて強い。 ・長期的にメンテナンスコストを抑えられる。 |
こんな方に最適 | ・最高級の耐久性を求める方。 ・20年以上住む予定がある方。 |
選び方のポイント | 高価格だが、足場代や人件費を考慮すると長期的に経済的。施工技術が重要となるため、経験豊富な業者を選ぶことが大切。 |
5位:長期間、美観を保つ光触媒塗料
耐用年数 | 約15~20年 |
単価 | 約4,200~5,000円/㎡ |
おすすめポイント | ・酸化チタンによるセルフクリーニング機能で、付着した汚れを分解・洗い流す。 ・空気浄化効果もあり、環境に優しい。 |
こんな方に最適 | ・外壁の美観を長期間保ちたい方。 ・環境意識が高い方。 |
選び方のポイント | 紫外線が当たらない場所では効果が低下するため、日当たりの良い立地向け。施工難易度が高いため、知識と実績が豊富な業者に相談を。 |
耐用年数を長く保つための3つのポイント


塗料は適当に塗ればいい、というわけではありません。塗料の耐用年数を最大限に引き出すには、以下のポイントを押さえることが重要です。
1.塗料以外の材料選びも大切
上記で紹介した塗料は全て「上塗り塗料」や「仕上げ塗料」と呼ばれるものです。
上塗り塗料を塗る前には下塗り材を塗布します。外壁材や劣化症状に合わせた下塗り材を選択しなければ、早期剥離につながるため、せっかくグレードの高い塗料を選んでも意味が無くなってしまいます。
また、外壁塗装は外壁材の間に施されているシーリング(またはコーキング)と呼ばれるゴム製の樹脂の打ち替えが必要なケースがほとんどです。シーリング材(コーキング材)は上塗り塗料と同程度の耐用年数のものを選ぶと、外壁塗装と同じ頃にメンテナンス時期を合わせることができます。
2.信頼できる業者を選ぶ
外壁塗装は複数の下地処理の工程を経てから塗料を塗装します。汚れが残ったまま塗装をしても、すぐに剥がれてしまうため、高圧洗浄やヤスリがけなどをして下地を調整してから塗装を行います。
また、下地に適した塗料選びや塗装の仕方なども耐用年数に大きく左右します。
下地処理や塗装は簡単なことではないため、施工実績が豊富で信頼できる業者を選ぶことが何より大切です。
中には悪徳業者も存在するため、業者選びは慎重に行いましょう。
3.立地環境に合わせた塗料を選ぶ
海沿いは塩害に強いフッ素塗料、湿気の多い地域は防カビ・防藻機能付きの塗料など、立地環境に合わせた塗料選びも大切です。
地域密着店に相談すれば、環境に合った最適な塗料を選んでもらえるでしょう。
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外壁塗装の耐用年数は10~20年が目安で、塗料の種類や施工品質、環境によって異なります。
おすすめ塗料はコストパフォーマンスに優れるシリコン塗料、長期耐久のフッ素塗料や無機塗料、最新技術のラジカル制御塗料です。
しかしながら、耐用年数は塗料の種類だけでなく下地処理や塗装が適切に行えるかどうか、立地環境にとってベストな選択かなど、様々な要素によって変動します。
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