神奈川県三浦郡葉山町・現場調査⑦軒天、雨樋、鼻隠しの劣化症状


引き続き、神奈川県三浦郡葉山町にて行った現場調査の様子をお伝えします!
前回の現場レポート⇒「神奈川県三浦郡葉山町・現場調査⑥帯板、庇、ポストの劣化症状」は、こちらのページです。


雨樋、鼻隠しも調査していきました。
雨樋は屋根に降ってきた雨水を集め、緩やかに下水へと誘導する部材。
鼻隠しは屋根内部を隠し、雨樋の下地となっている長い板です。
どちらも色褪せ、塗膜が膨れている箇所もあったので、膨れを削って塗装し直すことを提案させていただきました。


雨樋は横に長い横樋や縦に長い縦樋、肘のように曲がっているエルボ、雨水を集める集水器など、部分によって名称が異なります。
写真のように、縦樋は特に色褪せて薄いグレーになっていました。
帯板や庇などと色を合わせて、ブラックで統一させたいとのご希望でした。


屋根や庇の裏の軒天も塗膜が劣化していました。
他の部分と違って湿気がこもりやすく、汚れ、カビ、膨れ、換気口には錆びも発生していました。
錆びは削り落とし、錆び止めを塗布することでしばらく再発を防止することができます。
まだ付帯部があるので、次回の現場レポートで調査の続きを紹介します。























