外壁塗装のトラブルを回避する保証制度とは?契約前にチェックしましょう


外壁塗装はお住まいの美観・耐久性の向上のために欠かせないメンテナンスですが、決して安い買い物ではありません。
数十万円以上の費用がかかる工事ですので、トラブルは避けたいですよね。
そこで契約前にチェックしておきたいのが保証制度です。
業者によって保証制度は異なるので、安心して任せられるか、必ず確認をしましょう。
今回は外壁塗装の保証制度の概要や使用塗料ごとの保証期間、契約前に確認すべきポイントについて詳しく解説します。
外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
外壁塗装の保証制度とは


外壁塗装の保証制度とは施工後に発生した不具合や問題に対して、業者が無償で修理や補修を行うことを約束する制度のことです。
保証があることで、施工ミスや塗料の劣化によるトラブルが発生した場合でも追加費用をかけずに修復できるため、安心感が高まります。
保証制度は業者によって内容や期間が異なり、以下の要素で構成されることが一般的です。
・保証期間:保証が有効な期間(例:5年、10年)。
・保証対象:保証が適用される範囲(例:塗膜の剥がれ、ひび割れ)。
・保証条件:保証を受けるための条件(例:定期点検の実施)。
外壁塗装の保証は施工品質の信頼性を示す重要な指標です。
保証内容が充実している業者は施工に自信を持っている場合が多いと言えるでしょう。
外壁塗装の3つの保証制度


外壁塗装の保証には主に以下の3つの種類があります。
全ての業者に当てはまるわけではないので、契約前には必ずどのような不具合が保証されるのかをチェックしましょう。
1.施工業者の独自保証
施工業者が独自に提供する保証で、最も一般的な形態です。
保証期間は通常5~15年で塗膜の剥がれやひび割れなどが対象となることが多いです。
なお、保証内容は業者によってバラつきがあり、中には保証とは呼べないようなものを提示してくる悪徳業者もあります。
不明点がある場合や提示内容が曖昧な場合は必ず確認し、納得いかない場合は契約はしない方が無難です。
2.塗料メーカーの保証
塗料メーカーが提供する保証は特定の塗料を使用した場合に適用されます。
主にフッ素塗料や無機塗料など、高耐久性の塗料には長期間の保証が付く場合が多いです。
この場合、施工業者とメーカーの両方が保証に関与するため、信頼性が高いと言えます。
3.リフォーム瑕疵(かし)保険
リフォーム瑕疵(かし)保険は外壁塗装など、お住まいのリフォーム工事の際に欠陥や不具合が発覚した場合、それを保証してくれる第三者機関の保険です。
トラブルの原因が塗装業者による工事欠陥の場合、保険金で補修をしてもらえます。
また、リフォーム瑕疵保険は塗装業者が倒産した場合にも補修費用が受け取れることが特徴です。
施工業者の独自保証は業者の倒産で保証が無効になるリスクがありますが、こちらは業者が倒産しても補修費用が受け取れます。



塗料の種類別!保証期間の目安


外壁塗装に使用する塗料にはさまざまな種類があり、高品質な塗料ほど寿命が長く、保証期間も長くなります。
以下は、一般的な塗料ごとの耐用年数と保証期間の目安です。
塗料の種類 | 耐用年数(目安) | 保証期間(目安) |
アクリル塗料 | 5~8年 | 3~5年 |
ウレタン塗料 | 8~10年 | 5~7年 |
シリコン塗料 | 10~15年 | 7~10年 |
フッ素塗料 | 15~20年 | 10~15年 |
無機塗料 | 20~25年 | 10~15年 |
上記のように、耐用年数と保証期間はイコールではないのでご注意ください。
なお、耐用年数が長いほど価格は高くなりますが、それだけ寿命が長く、次回のメンテナンスまでの期間を延ばすことができます。
今後も住み続ける予定の場合はグレードの高い塗料を使用すると長く安心して過ごすことができるでしょう。
契約前にチェックすべき保証のポイント


外壁塗装の契約を結ぶ前に、以下のポイントを必ず確認しましょう。
全て確認しておくことでトラブルを未然に防ぎ、安心して施工を任せられます。
保証期間と対象範囲
保証期間が何年であり、どのような不具合が対象となるのかを明確に確認しましょう。
例えば、「塗膜の剥がれ」や「色あせ」が対象でも、ひび割れや汚れは対象外の場合があります。
具体的な保証内容は契約書や保証書など、書面で確認することが重要です。
口頭のみだと「言った言わない」とトラブルになる恐れがあるからです。
保証の適用条件
保証を受けるための条件も重要で、定期点検を受けていない場合や、お施主様ご自身で補修した場合には保証が無効になることがあります。
また、地震や台風などの自然災害による損傷は対象外となるケースが一般的です。
災害により工事が必要になった場合は火災保険が利用できないか確認してみましょう。
業者の信頼性
業者が倒産したり、連絡が取れなくなったりすると保証が実質的に無効になるリスクがあります。
そのため、業者の実績や口コミを確認し、信頼できる業者を選びましょう。
ホームページに記載されている累計施工実績の他、施工事例や現場レポート(現場日記)など、具体的な情報を確認するとより安心です。



アフターフォローの体制
保証期間中のアフターフォロー体制も確認が必要です。
トラブル発生時に迅速に対応してくれるか、点検の頻度や方法はどうなっているかを事前に聞いておくと安心です。
外壁塗装のことなら、株式会社ITSにお任せください!

今回は、外壁塗装の保証制度について解説してきました。
安心して工事を依頼するためにも、保証制度の整った業者に依頼することが成功へのポイントです。
保証がしっかりしている程、業者の自信の表れなので必ず確認しましょう。
当社、ITSでは施工完了後、施工写真と併せて最長15年の保証書を発行します。
また、第三者機関のリフォーム瑕疵(かし)保険にも加盟しています。
更に3年・5年・7年・10年ごとに定期訪問を実施するなど、施工後のアフターフォローも行っています。
お客様の大切なマイホームのため、全力でサポートいたしますので、安心してお任せください。