外壁塗装で色褪せしやすい色とは?おすすめの色や選び方のポイントを徹底解説します

外壁塗装で色褪せしやすい色とは?おすすめの色や選び方のポイントを徹底解説します

外壁塗装はお住まいの美観を保ち、建物を長期間保護するために必要なメンテナンスです。
しかし、せっかく外壁塗装をしても色褪せが早いと見た目が損なわれ、塗り替えの頻度が増えてコストがかかってしまいます。
色褪せしやすい色を選んでしまうと、美しさを維持するのが難しくなることも。

この記事では外壁塗装で色褪せしやすい色やその原因、おすすめの色、色選びのポイントについて詳しく紹介します。
これから外壁塗装を予定している方、ご検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

目次

外壁塗装で色褪せしやすい色とは?

外壁塗装で色褪せしやすい色とは?選び方のポイントを徹底解説します (8)

外壁塗装の色選びにおいて、色褪せのしやすさは重要なチェックポイントです。
一般的に以下の色が色褪せしやすいとされています。

暖色系(赤・オレンジ・黄色など)

暖色系と言われる赤やオレンジ、黄色は紫外線や雨風の影響を受けやすく、色褪せが目立ちやすい傾向にあります。
これらの色は、顔料に含まれる有機系の成分が紫外線によって分解されやすいため、時間の経過とともに鮮やかさが失われ、くすんだ印象になることが多いです。

外壁塗装で色褪せしやすい色とは?選び方のポイントを徹底解説します (1)

赤:鮮やかな赤は紫外線による顔料の分解が顕著で、数年で色が薄くなる場合があります。
濃い赤やワインレッドは色褪せするとピンクがかった色に変化することがあります。

外壁塗装で色褪せしやすい色とは?選び方のポイントを徹底解説します (2)

オレンジ:オレンジも赤と同様に紫外線の影響を受けやすく、明るいオレンジは特に色褪せが目立ちやすい傾向にあります。

外壁塗装で色褪せしやすい色とは?選び方のポイントを徹底解説します (3)

黄色:黄色は比較的明るい色であるため、色褪せによって白っぽく見えることがあります。
更に汚れとのコントラストでさらに目立つ場合があるので、あまりおすすめできません。

濃い色(黒、濃紺、濃い緑など)

濃い色も色褪せが目立ちやすいカテゴリーに入ります。
濃い色は熱を吸収しやすいため、表面温度が上昇し、塗料の劣化が早まりやすい色とされています。

外壁塗装で色褪せしやすい色とは?選び方のポイントを徹底解説します (4)

黒:黒は紫外線を吸収しやすく、表面温度が上がりやすいため、塗膜の劣化が進行しやすい色です。
ツヤのある黒は色褪せすると白っぽくくすむことがあります。

外壁塗装で色褪せしやすい色とは?選び方のポイントを徹底解説します (5)

濃紺:濃い青色やネイビーも紫外線の影響で徐々に色が薄くなり、グレーっぽく見えることがあります。

外壁塗装で色褪せしやすい色とは?選び方のポイントを徹底解説します (6)

濃い緑:深緑やダークグリーンは自然環境に馴染む色として人気ですが、色褪せによってくすんだ印象になることがあります。

ビビッドな原色

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原色(純度の高い赤、青、緑など)は鮮やかで目を引く一方、色褪せが顕著に現れやすいです。
これは原色の顔料が紫外線や風雨に弱い性質を持つためです。
例えば、ビビッドな青は、数年で淡い水色に変化することがあります。

色褪せの原因とは?

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色褪せは単に色自体の特性だけでなく、さまざまな外的要因によって引き起こされます。
ここでは色褪せの主な原因を解説します。

紫外線による影響

紫外線は塗料の顔料や樹脂を分解する主要な要因です。
特に有機顔料を使用した塗料は紫外線によって化学構造が破壊され、色が薄れたり変化したりします。
暖色系や濃い色の塗料はこの影響を受けやすい傾向にあります。

風雨や湿気

雨や湿気は塗料表面の劣化を促進させます。
雨が頻繁に当たる外壁部分では色褪せが早く進行することがあります。
また、湿度の高い地域ではカビや藻の発生が色褪せを助長する場合もあります。

熱による劣化

濃い色の外壁は太陽光を吸収して表面温度が上昇しやすく、塗膜の劣化が早まります。
夏場の高温下では塗料の樹脂が軟化し、色褪せやひび割れの原因になることがあります。

塗料の種類と品質

使用する塗料の種類や品質も、色褪せに大きく影響します。
安価な塗料や耐候性の低い塗料は色褪せが早まる傾向にあります。
一方でフッ素樹脂塗料やシリコン樹脂塗料など、耐候性の高い塗料は色褪せを抑える効果があります。

色褪せしにくい色とその特徴

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ここでは色褪せを最小限に抑えたい場合におすすめの色を紹介します。
これらの色は色褪せが目立ちにくく、長期間美観を保ちやすい特徴があります。

淡い中間色(ベージュ・アイボリー・ライトグレーなど)

淡い中間色であるベージュ、アイボリー、ライトグレーは色褪せが目立ちにくい色として人気です。
これらの色は紫外線の影響を受けにくい無機顔料が多く使われており、汚れや色変化が目立ちにくい特性があります。

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ベージュ:温かみのあり、住宅街に馴染みやすい色です。
汚れも目立ちにくく、色褪せしても自然な風合いに見えます。

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アイボリー:清潔感があり、どんな屋根とも合わせやすい色です。
色褪せによる変化もほとんど目立ちません。

外壁塗装で色褪せしやすい色とは?選び方のポイントを徹底解説します (11)

ライトグレー:モダンな印象で汚れや色褪せが目立ちにくい傾向にあります。
都市部や工業地帯でも使いやすい色です。

ホワイト系

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白は紫外線を反射するため、熱による劣化が少なく、色褪せしにくい色です。
ただし、汚れが目立ちやすいため、定期的な清掃が必要です。
防汚性やセルフクリーニング機能のある塗料を選ぶと、白の美しさを長く保てます。

グレー系

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グレー系は明るいグレーからダークグレーまで幅広い選択肢があり、色褪せが目立ちにくい色です。
中間色であるため、汚れや色変化が目立ちにくく、モダンなデザインに適しています。

色選びのポイント

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外壁塗装で色褪せを考慮したい場合、色そのものだけでなく、以下のポイントも押さえて選びましょう。

地域の気候や環境を考慮する

住んでいる地域の気候や環境によって、色褪せの進行速度は異なります。
例えば、海沿いの地域では塩害に強い塗料や色を選ぶ、紫外線の強い地域では淡い色や耐候性の高い塗料を選ぶなど、環境に応じた選択をしましょう。

塗料の種類を選ぶ

塗料には種類があり、耐候性が高いほど色褪せの進行速度は遅くなります。
以下は、一般的な塗料の種類とその耐候性です。

ウレタン塗料:中程度の耐候性で、コストパフォーマンスが良い。
シリコン塗料:耐候性が高く、色褪せしにくい。一般住宅で最も人気。
フッ素塗料:非常に高い耐候性を持ち、長期間色褪せしにくい。高価格帯。
光触媒塗料:セルフクリーニング機能があり、汚れや色褪せを抑える。

色見本を実際の外壁で確認する

カタログや色見本帳だけで選ぶと、実際の外壁に塗った時の印象が異なることがあります。
できれば実際の外壁にサンプルを業者に塗ってもらい、昼間や夕方の光で確認されることをおすすめします。

艶の有無を考慮

塗料商品によっては艶有り、7分艶、5分艶、3分艶、艶無しから選択することができます。
艶有りは色褪せが目立ちにくい一方、マットな艶無しは色褪せや汚れが目立つ場合があります。

まとめ

外壁塗装の色選びはお住まいの美観と耐久性に大きな影響を与えます。
色褪せしやすい暖色系や濃い色などは紫外線や風雨の影響を受けやすいため、慎重な選択が必要です。
一方で淡い中間色やホワイト系は色褪せが目立ちにくく、長期間美観を保ちやすいのでおすすめです。

また、色選びは環境や塗料の種類、艶の有無などを専門業者と相談しながら進めることが重要です。
当社、株式会社ITSは累計施工実績3,000棟を超え、たくさんのお客様の色選びをサポートしてきました。
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