ブロック塀の劣化症状とメンテナンス方法!放置すると倒壊リスクも

ブロック塀の劣化症状とメンテナンス方法!放置すると倒壊リスクも (3)

ブロック塀はお住まいや施設で敷地の境界を示したり、外部からの目隠しや防犯のために設置されています。
しかし、コンクリートブロックは年月とともに必ず劣化が進み、適切なメンテナンスを怠ると倒壊やひび割れによる事故につながる危険性があります。

本記事ではブロック塀に見られる代表的な劣化症状、安全を守るためのメンテナンス方法をわかりやすく解説します。
ブロック塀をの汚れやひび割れが気になってきたら、ぜひ参考になさってください。

目次

ブロック塀に見られる主な劣化症状

ブロック塀の劣化症状とメンテナンス方法!放置すると倒壊リスクも (3)

ブロック塀の劣化はさまざまな形で現れます。以下に代表的な症状をまとめました。

ひび割れ(クラック)

ひび割れには大きく分けて表面的なヘアクラック構造的な貫通クラックがあります。

ヘアクラックは幅0.2mm未満の細かいひびで、乾燥収縮や表面の経年変化によって発生します。
見た目は気になるものの、すぐに危険となるケースは少ないですが、放置すれば雨水が浸入して劣化を加速させます。

一方、幅0.3mm以上の貫通クラックは要注意です。
ブロックの内部まで達したひび割れは雨水と一緒に空気中の二酸化炭素が侵入し、内部の鉄筋を錆びさせる「中性化」を引き起こします。
鉄筋が錆びると体積が膨張してブロックをさらに割り、最終的には塀の崩壊につながります。

ひび割れの危険度チェックポイント

☐ひびの幅が0.3mm以上ある
☐ひびが横方向(水平方向)に走っている
☐ひびが斜めに走り、塀全体が傾いている
☐複数箇所でひび割れが発生している

上記のいずれかのひび割れが見られる場合は、倒壊の可能性があるため、できるだけ早めのメンテナンスをおすすめします。

表面の剥離・欠損

ブロック表面がボロボロと剥がれ落ちる剥離(はくり)や、欠け・破損などの欠損も代表的な劣化症状です。
雨水がブロックの内部に浸透し、凍結・融解を繰り返すことで組織が壊れる凍害、または酸性雨や空気中の成分による化学反応が原因として挙げられます。

剥離が進むとブロックの強度が著しく低下します。
手で触れてポロポロと崩れるような状態であれば、早急な対処が必要です。

白華現象(エフロレッセンス)

ブロック表面に白い粉状の物質が浮き出てくる現象を白華(はっか)またはエフロレッセンスといいます。
これはコンクリートやモルタル中の石灰分が雨水に溶け出し、表面で炭酸カルシウムとして固まったものです。
白華それ自体は構造上の強度を直ちに低下させるわけではありませんが内部に水が浸透している証拠であり、放置すると内部の鉄筋腐食に発展する場合があります。

鉄筋の露出・錆び

ブロック塀の内部には縦筋・横筋と呼ばれる鉄筋が組み込まれています。
表面のコンクリートやモルタルが剥がれ、鉄筋が露出している状態は非常に危険です。

露出した鉄筋はさらに錆が進行し、周囲のコンクリートをも破壊していきます。
このような状態は爆裂(ばくれつ)と呼ばれ、構造物の耐力が大幅に低下しているサインです。
鉄筋の露出が確認できた場合は、専門業者へできるだけ早めに相談をしましょう。

目地(モルタル部分)の劣化

ブロックとブロックをつなぐモルタルの目地部分がひび割れたり欠けたりしている場合も注意が必要です。
目地からの雨水浸入は内部の鉄筋腐食を加速させ、塀全体の耐久性を大きく損ないます。

傾き・歪み

ブロック塀が垂直方向に対して傾いている、あるいは全体的に波打つように歪んでいる場合は、倒壊の危険が非常に高い状態です。
傾きの原因としては、基礎の沈下・不均等な地盤変形、地震や台風による外力、そして内部の鉄筋腐食による強度低下などが考えられます。
目視で明らかに傾いていると感じた場合は、すぐに専門家による点検を受けましょう。

ブロック塀のメンテナンス方法

ブロック塀の劣化症状とメンテナンス方法!放置すると倒壊リスクも (2)

劣化の程度に応じた適切なメンテナンスを行うことで、ブロック塀の寿命を延ばし、安全性を確保できます。

定期的な清掃

表面に付着したコケ・藻・汚れは美観を損ねるだけでなく、表面に水分を保持して劣化を促進させます。
年に1〜2回程度、高圧洗浄機や硬めのブラシを使って清掃しましょう。

コケや藻が繁殖している場合は専用のコケ除去剤を使用すると効果的です。
ただし、薬剤を使用する際は植栽や近隣への飛散にご注意ください。

塀塗装・撥水コーティング

ブロック塀の表面に塗料や撥水剤を塗布することで、雨水の浸透を大幅に防ぐことができます。
これにより白華現象の予防、鉄筋腐食のリスク低下、ひび割れの進行抑制といった効果が期待できます。

塀塗装の施工手順は基本的に以下の通りです。
まず高圧洗浄で表面を清掃し、乾燥させます。
次にひび割れや欠損部分をシーリング材やモルタルで補修します。
そして下塗り(プライマー)を塗布したのち、防水塗料を2回以上重ね塗りします。

ひび割れの補修

ひび割れは程度にもよりますが、基本的に表面だけを塞いでも根本的な解決にはならないため、必ず専門業者に相談しましょう。

ひび割れの補修手順は、まずひび割れ周囲をきれいに清掃し、ゴミや油分を取り除きます。
次にプライマーを塗布し、乾燥したらシーリング材をひびに沿って注入し、ヘラで平らに整えます。
乾燥後に塀塗装をして仕上げれば完成です。

目地の補修(目地詰め)

目地のモルタルが欠落している部分は新しいモルタルで補修します。
補修用モルタルを使い、欠落部分を埋めて仕上げます。
補修後は防水処理も合わせて行うと効果的です。

まとめ

ブロック塀の劣化症状とメンテナンス方法!放置すると倒壊リスクも (1)

ブロック塀が倒壊した場合、お住まいを傷つけたり、通行人や近隣住民に大きな被害を与えたりする可能性があります。
劣化を放置すれば補修費用が増大するだけでなく、万が一の事故では損害賠償責任を負う場合もあるため、「うちの塀は大丈夫だろう」という過信は禁物です。

まずはご自宅のブロック塀の状態を目視で確認してみましょう。
気になることがあれば早めに専門家へ相談することが、安全で長持ちするブロック塀を維持するための最善策です。

当社、(株)ITSは塀や建物の点検を無料で行っています。
メンテナンスが必要な状態であれば、お見積書も無料で作成いたしますのでお気軽にお問合せください。

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